「NO.2」僕的持論。
【NO.1とNO.2】
いつの時代も、世界のどこの組織や会社、動物の世界なんかにもあります。
「NO.2はNO.1の大番頭、女房役、補佐役、相談役」と考えられたりしますが
- ソニーの盛田氏、井深氏
- ホンダの本田氏と藤沢氏
- 漫画キングダムの王騎と騰(とう)
- 豊臣秀吉と黒田官兵衛
こんなそうそうたるNO.1.2をみても
助け合い、
補完しあう(足りないところを補い合う)
そんな関係なのかなーと。
成功した組織にはやはり理想のNo1とNo2が存在するケースが多いみたいですね。
では、みなさんのサロンはどうですか?
・優秀なNO.2が欲しいがなかなかあらわれてくれない。
・NO.1が何でもかんでも自分一人でやるので
NO.2は存在しないし必要ない。
・NO.1vsNO.2である。
(いつも意見があわない)
ちなみにウチのサロンはオープン当初…
NO.1vsNO.2…
(いつも意見があわない)でした笑
そもそも
NO.2という存在は
サロンを運営していくにあたって
本当に必要なんでしょうか。
NO2の役割ってナニ?
NO.1は
「組織・会社全体としての進む先・目標を考えること。」
NO2は
「そのトップと価値観を徹底的に共有し、立てた目標や行動をスタッフに浸透させ、全員の気持ちを1つにしていき、進むべく道を歩くようにする。」
それが理想のナンバー2の役割
と一般的には言われてますね。
しかしです。
現実はそうもいかないんですよね。
そもそもはじめからそれが自分の役割として認識してて、できる人なんてなかなかいないと思うんですよ。
当時の僕がダメな例です。
僕の目線はただ1つ。
「お客様のため!!」
それだけ。
だから経営目線になるNO.1の社長とは
ほぼ毎日ケンカで、理想のNO.2とは程遠い存在でした笑
会社のため?
スタッフのため?
お客様のため?
少し経ってからこんな事を考えてみました。
どれか1つになってもいけないし、
2つだけになってもいけない。
3つのバランスが取れてる状態こそが
理想なのでは無いかと。
(現実はホントに難しんですが…)
NO.1(トップ)が何を考えてるのか知ること。知ろうとすること。
そこでまず僕はNO.1の話や考えをたくさん聞くことにしました。
忙しくてもどうにか時間を作って知ろうとしました。
そこではじめてサロンやスタッフがどこにむかっていて、そのためにしている行動が何かやっとわかったわけですね。
それはおそらく相手も同じで
お互い勘違いや考えが及ばないことが多々あったはずです。
そこからはすこーしケンカは減ったかな?笑
でも僕はNO.1の言うこと、やる事が
必ずしも始めから100パーセント正解だ!!
と鵜呑みにはしません。
(こんなこといって大丈夫かなぁ…笑)
というより湯山到として個人的に感じたこと、思ったことの他に
客観視して考えます。
言ったこと、やる事にどんな意味や狙いがあるのか。
経営的視点、
お客様からの視点、
スタッフからの視点としてどうなのか。
会社としてNO1はもちろん1番上の立場ですが、1人の人間だし、知識や経験があっても間違いや失敗だってあると思います。
現場に立ってはいるけど、実はお客様に1番長く関わってるのはアシスタントだったりするわけですし、男の社長が女性の気持ちを完璧に理解できるかどうかも難しいと思います。
だから下の子がどう感じてどう思ってるのか
お客様に自分は何がしたいのか。
そういう意見もすごく大切だと思うし、
他の視点がプラスされてもっといいアイデアが生まれるかもしれませんしね。
じゃあナンバー2の仕事って?
はじめに
「トップと価値観を徹底的に共有し、立てた目標や行動をスタッフに浸透させ、全員の気持ちを1つにしていき、進むべく道を歩くようにする。」
NO.1→NO.2→スタッフ
トップダウン
これが理想だと言われてますが、
それだけじゃなくて
NO.1⇄NO.2⇄スタッフ
ボトムアップ
もやはり大切ですね。
NO.2が俯瞰してバランスを取った上で、
NO.1とスタッフを繋ぐパイプになり
強い絆を作ること
これがとっても大切なNO2の仕事。
それと
NO.1⇄スタッフ
NO.2を挟まないで
NO.1とスタッフも直接お互いの意見を伝え合うこと。
だからウチのサロンはNO.1にスタッフとマンツーで飲みにいったり、全体ミーティングなどではみんなの前で
余すことなく熱く語ってもらいます。
(不必要な恋愛話も含めてw)
NO.2のここでの仕事は
NO.1又はスタッフに対して
けしかけること笑
アシスタントへ「社長がお前のこと褒めてたよ。今度飲みいきたいって言ってたわー。」とか
NO.1へ「アシスタントの〇〇が社長に相談したいことがあるって前にぼそっと言ってましたよー。」とか
NO.1へ「僕が前にそうだったように、みんなも社長の考えを理解してないから不安だし不満がでるんです。
自らの言葉で伝えるべきでは??」とかw
ただ、NO.1も経営の事だけじゃなく
NO.2と一緒に色んな目線、視点でいてもらわないと叶わない事なのかなぁとも思います。
実際僕は経営目線、スタッフ目線を。
NO.1はお客様目線、スタッフ目線を取り入れた結果、うまく歯車が動きだした実感があります。
僕と社長は考えも行動も好きな子の好みも全然違います。
(好きになった女子がかぶったことも、過去16年ありませんw)
そしてスタッフみんなともそうです。
違った考え方や行動ができることに、たくさんの意味があると思うんです。
トップができない仕事や発信も
誰かはできますし、
思考に広がりをもたせ、
凝り固まった先入観を見直せたり、
違う考えを1つにして、
新たな発想を生んだり。
だからぶつかることも大切で、
誰かが迷ったときにNOも言うし、
ときには社長をいさめることもあります。
NO.2としてやってきて3つのわかったこと
1つ目はNO.2はなりたくてなるものでなくて
求められてなるもの。ということ。
2つ目は「会社、スタッフ、お客様、自分」全ての利益を考えるとうまくいく(んじゃないかなー。)ということ。
3つ目はNO.1とNO.2の関係性は
足し算ではなく掛け算ということ。
(どちらかが0なら0という結果)
大切なことは
全員がハッピーかどうか。
少なくとも僕は常にそこから目を離さずに
今の立場につかせてもらってます。
僕はまだまだ結果も出していないので優秀なNO2とは言えませんが、
そうなれるような努力を惜しまず
に前へ進んでいきたいものです。
PS.同じ立場の皆様、機会があれば語りましょう!!
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